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VBA開発エディタ【VBE】の使い方1
プログラムを書くには普通はテキストエディタというものが必要なことを子存じでしょうか?ですが、ExcelVBAには標準で専用のテキストエディタが用意されています。VBE【Visual Basic Editor】といいます。
VBEはVBAを記述していくものに特化していますので、マクロを効率よく扱えるように作成されていて、たくさんの機能が搭載されています。
今回はVBEに表示される各モジュールについて説明していきます。
VBE起動
VBEを起動するには二つの方法があります一つは開発タブから【VisualBasic】で起動する方法
※開発タブの表示方法はこちらから
表示画面
開くとこのような画面が表示されます。この画面の簡単な説明をしていきます。
- プロジェクト
- Excelオブジェクト
- ユーザーフォーム
- 標準モジュールorマクロ
- クラスモジュール
プロジェクト
プロジェクトとは簡単に言ってしまえば
- Excelオブジェクト
- ユーザーフォーム
- 標準モジュールorマクロ
- クラスモジュール
これらすべての総称と考えていただければ良いです。実際には細かく定義はありますが、Excelファイル内のVBA全体のことを指していると覚えておけばいいです。
Excelオブジェクト
Excelオブジェクトとは正式名称【Microsoft Excel object】というものでこの【Microsoft Excel object】にはWorkbook、Worksheetオブジェクトが付随されており、各オブジェクトには各イベントが付随しており、よくbookを開いたときに実行する。などの設定や起動時にフォームを表示するときなどに使用します。
ユーザーフォーム
ユーザーフォーム(User Form)とはVBAで自由に設計することができるダイヤルボックスです、そのフォームを使って登録作業するなり、計算するなど、使い方は自由です。下記のようなダイヤルボックスを自分で作成することができます。直観的な操作が可能になるので、操作性の向上などの効果があるので自分以外が使うプログラムには導入するのがいいでしょう。
詳しくは下記記事でご覧ください。


標準モジュールorマクロ
標準モジュールOR マクロ、マクロと標準モジュールの違いは明確な違いはないです、少なくとも私は知りません(笑)標準モジュールがマクロでありマクロが標準モジュールである、と言えるからです。個人の好きな呼び方で構いませんが標準モジュール=マクロと覚えておいてください。
標準モジュールとはいうの簡単にいうとイベントに関係のないVBAを記述することができる場所になります。
ユーザーフォームではTextBoxならchange(チェンジ)というイベントが用意され、TextBoxの内容が変化した場合にVBAを実行する。
などのトリガーが用意されています。ですが標準モジュールにはそのイベント(マクロ発動のトリガー)がありません。そこが他との決定的な違いになります。
※マクロの記録で記録されたマクロも標準モジュールに保存されます。
クラスモジュール
クラスモジュールについては簡単に説明は難しいのでいつか別の記事に欠かさせていただきますが、簡単に説明すると「クラスを定義するときに使うモジュール」です。
ですがこのクラスモジュールはめったに使う事もないです(個人的には皆無)
これからVBAを覚えようとしている方はクラスモジュールというものがあるんだな、というくらいに覚えておけばいいでしょう。
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